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BOOK INTRODUCTION書籍紹介
SF脳とリアル脳
SF作品において「脳」は定番のテーマであり、作家たちはもてる想像力を駆使して、科学技術が進んだ未来の「脳」の姿を描いてきた。電子化して不老不死となった脳、意識をデータ化して取り出せる脳、記憶が書き換えられる脳、眠らなくてもよい脳、「心」をもった人工知能――はたしてそれらの「脳」は、本当に実現する可能性があるのか?
神経科学者として、脳の覚醒にかかわるオレキシンや、「人工冬眠」を引き起こすニューロンを発見する一方で、大のSFファンでもある著者が、古今の名作に描かれた「SF脳」の実現性を大真面目に検証! そこから、私たちの「リアル脳」の限界と、思いもよらなかった可能性が見えてくる!
・サイボーグが「超人」にはなりえない理由 ・「電脳化」にはこれだけの困難がつきまとう
・記憶を書き換えるための意外な障壁 ・「時間」は脳がつくりだしているのかもしれない
・「脳は10%しか使われていない」はなぜ間違いといえるか ・脳は全身を犠牲にしてでも眠ろうとする
・AIが「こころ」をもつために必要な、意外なものとは?
想像していたほどは「できない」が、想像もしなかったことが「できる」脳の本質が、奇想天外なSFの世界を楽しみながらわかる一冊!
「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」
私たちは、自分の行動は自分が考えて決めていると思っている。己を動かすものは、己の「理性」のみであると信じている。だが、残念ながらそれは錯覚にすぎない。行動は理性よりもはるかに、「喜び」「怒り」「悲しみ」「恐怖」などの「情動」に強く支配されているのだ。情動とは、生き残る確率を高めるために脳にプログラミングされた、下等動物からヒトにまで共通する必須の機能なのである。
ところがヒトは、情動よりもさらに複雑な行動決定のメカニズムを獲得した。それが「こころ」である。ヒトにはなぜ、このように不可思議で厄介なしくみが備わったのだろうか。「こころ」はいかにして生まれ、私たちに何をしているのだろうか。脳神経科学の第一人者が「こころ」の生成プロセスと作動原理を解き明かし、私たちを支配しているものの「正体」に迫る!
睡眠を科学する
「なぜ、毎朝4時半に目が覚めるのか?」「睡眠を増やせば認知症を予防できる?」
情報があふれる現代、睡眠は最もホットな話題ですが、その情報の洪水は時に私たちを圧倒し、「眠らなければ」という新たな不安を生み出しています。そして、その不安こそが、質の高い眠りを遠ざける最大の要因かもしれません。
本書のメッセージはシンプルです。「心配しないで!」
人間は生物学的に眠るようプログラムされています。著者のヘザー・ダーウォール=スミスは、睡眠を巡る神話や流行を切り抜け、純粋な科学的知見だけを届けます。この本は、読者が自分の眠りを妨げている固有の要因を体系的に探り、日常生活の中で変えられる部分を見つけるための、信頼できるセルフヘルプガイドです。
サクッとわかる ビジネス教養 睡眠の新常識
「サクッとわかるビジネス教養」シリーズに「睡眠の新常識」が登場!
日本人は諸外国と比べて睡眠不足です。あるデータでは、およそ10人に1人が不眠症に悩んでいます。とくにビジネスパーソンは自覚のない睡眠不足から不眠症へと発展することもしばしば。そんな時代を受けてか、快適な寝具、サプリメントや睡眠のアプリなど睡眠にまつわるビジネスが急成長しています。その市場規模は2024年に約6兆円、2030年には14兆円超になると推測されています。
そもそも睡眠は、体の休養だけでなく、脳の再構築や免疫の調整などに必要なもので、睡眠不足は健康にも仕事のパフォーマンス、ひいては国の経済力にも悪影響を及ぼします。日本人一人ひとりが適正な睡眠時間をとるよう心がければ、数十兆円規模の経済損失を防げる可能性があります。
また、睡眠負債(=寝不足)を解消するためには眠ることでしか返済できません。大切なのは平日の睡眠負債を少しでも減らすことです。つまり、いつもより30分早く寝ることが大切なのです。
本書は今までの睡眠の常識が間違いだった「睡眠のシン常識」をイラストで解説します。
睡眠と覚醒をあやつる脳のメカニズム ~快眠のためのヒント20~
日本では長く〈眠り〉がおろそかにされてきた。
ビジネス界隈では「いや~昨日、寝てなくて」と自慢げに話す人や、「限られた人生、眠っている時間がもったいない」と語る人も少なくなかった。
しかし、ここ数年で大きく状況は変わった。人々が睡眠に強い関心を抱くようになり、
「睡眠の質」がことさら指摘されるようになった。マットレスや枕などの素材にこだわっ
たり、スマートデバイスで睡眠をスコア化してマネジメントしたり、それは、もはや「ブーム」といえる状況だ。
しかし「ぐっすり眠りたい」という期待値の高さから、間違った部分に解決策を追い求めてしまう場合も多い。睡眠の問題は人それぞれで非常に多岐にわたるので、万人に効果のある快眠の”秘訣”は存在しない。
ただ、「睡眠は生物の体に備わったシステムによって制御されている」「睡眠は脳内で
つくり出される」という原点に立ち返ると、快眠のためのヒントは見えてくる。そして、
それらは要素に還元してみると意外にシンプルだ。
その要素とは1.光環境 2.環境温度 3.睡眠圧 4.感情 である。ここに食事や嗜好
品などの要素をプラスαとして理解すればよい。
本書で紹介する20のTipsは決して特別なことではない。けれどある意味、難しい。
現代社会には馴染まないこともあるし、生活習慣にかかわることが多く、意志をもって変
えなくてはいけないからだ。しかし、だからこそ、実践し継続すれば、必ず眠りは変わっ
ていくはずだ。

